今年の年末年始は晴天が続きましたので、ご来光を拝みに山登りをされた方も多かったのではないでしょうか。
また最近は密を避ける為に自然を散策したり、運動の為にボルダリングを始めたり、中高年の方の登山ブームもあり、山のレジャーが大変人気となっています。
皆さん安全に気を配り、万全の準備を行い楽しまれている事と思いますが、どうしても毎年事故や遭難のニュースが流れてしまいます。
万が一遭難した場合やケガ等で動けず救助を要請した場合、民間の捜索隊に依頼しますと多額の費用が掛かります。また穏やかに見える山も実は危険な箇所があり思いがけずケガをして治療費用が必要となる事もあります。登山に出掛ける際には是非保険に加入して頂ければ安心かと思います。
登山保険の選び方
- スポット契約か1年契約か
登山保険はその都度日帰りから数日単位で加入するタイプと、1年間の年間契約があります。頻繁に行かれる場合は1年間の方がお手続きの手間がかからない為便利です。また傷害保険となりますので、登山以外の日常のケガも補償されます。
- 一般登山か山岳登山か
アイゼン、ピッケル等の山岳登はん器具を使用するような登山の場合、通常の登山保険に割増料金が追加されます。また遭難捜索費用という特約の追加も必要となります。
- 補償内容
基本は死亡・後遺障害、入院・通院。ご希望で賠償責任、携行品補償。そして通常登山は救援費用、山岳登山は遭難捜索費用を付ける事となります。セットプランまたは、個別に作成も可能。
※弊社ではご相談頂ければご希望のプランを作成致します。
- 登山を楽しみ安全に下山する為に気を付けたい事(個人の経験より)
・登山道から外れない
山は景色が同じなので戻ろうと思ってもすぐ迷います。
・15時過ぎには麓か山荘には到着する
10年前燕岳に日帰りで行った時、15時10分位に登山口まで戻ってきましたがかなり暗くなっていました。山の日暮れは早く、暗くなると道が分からなくなり迷います。
・メジャーな山に行く
登山者が多いので歩きやすくなっています。岩場も鎖などが張られる等安全対策もされています。
また他の人の装備も見る事が出来、次回の参考になります。
これから春と夏の登山シーズンになります。安全最優先で楽しみたいですね。
↑高山植物は可憐で癒されますね
☆次回は「海外旅行保険」についてです |