ライフプランニングとは、不安のない人生を送る為の
資金プランを考えた「人生設計」を組み、設計通りに実行に移すことです。
ライフプラン作成の4ステップ
STEP.1/家族の夢を描く
ライフプラン作成は、結婚、出産、進学、マイホーム購入、セカンドライフなど、家族の夢を年表に描くことから始めます。そして、それらのイベントに必要な費用を大まかに把握します。
STEP.2/家計の収支を見積る
家計の収支状況を把握し、将来の収支変化を年単位で見積ります。その結果を基に、預貯金の増減を分析し、夢の実現に無理は無いのか、必要な資金が準備できるのかなどを分析します。
STEP.3/資産と負債の把握
現時点・マイホーム購入時・退職時など、人生の節目における家計の資産と負債の状況を整理し、資産の配分状況や負債の削減方法などを考えます。
STEP.4/保険の加入と見直し
家計の収支見積りや保有資産の状況を基に、万が一の時のために備えた保険への加入や見直しについて考え、対応していきます。
ライフプラン作成のタイミングやメリット
結婚出産を控えて
結婚と出産は、ライフプラン作成を行う上で絶好のタイミングです。なぜなら結婚や出産は、人生の転機であり、世帯主にとっては家族に対する責任が生まれるからです。したがって、この機会にライフプランを作成することで、配偶者の働き方などをしっかり考えることができ、世帯主の責任を果たすため、過不足のない適切な生命保険などを選ぶことや、結婚や出産のタイミングを計ることができます。また、何よりもライフプラン作成を通じて、夫婦間で将来の夢を考え、家計について共通の目標を持つことができます。
住宅ローンの借入れ前に
住宅ローンを借りる前に、ライフプランを作成することをお勧めしております。なぜなら、借入の時点で返済に無理がないかを確認することはもちろん、それ以上に、お子様の大学進学や世帯主様の退職後の住宅ローン返済が家計に大きな負担にならないかを事前に検討することが必要だからです。また、既にローンを組まれている方でも、ライフプランを作成することにより、借入金利の変動に応じた負担の確認や、繰上げ返済の可否や節約効果も確認することができます。
セカンドライフに備えて
退職後のセカンドライフに不安を持たれている方も少なくないと思います。この不安を軽減するために、ライフプラン作りはとても役に立ちます。退職後の働き方、公的年金の見込年金額などをもとに老後の家計の収支を見積もることで、退職金などの資産がどのように変化するのか、また、旅行などの余裕資金が確保できるのかを分析することができます。なお、セカンドライフのためのプランは、退職までの準備期間の確保と、資産形成などの対策を講じるためにも、退職の15年前には作られることをお勧めします。
ライフプラン作成の勧め
ライフプラン作成を通じて家族それぞれの夢を話し合い、家計の移り変わりを見積り、夢を実現するための準備と、対策を講じることにより、夢を叶えるために家族が一丸となって実行していくことができます。現在から将来に渡って、多くの費用がかかるという現実から、日々の事柄に追われながら「何となく」「気になりながら」「見て見ぬふり」をしていませんか?何となく貯めている教育資金や、老後資金など、その目的と現実を私たちと見つめなおしてみませんか?
また、ライフプランを作成している中で、不足していると感じた点、または不安に感じている点が出てきた場合には、その旨をご相談いただくことで、万が一に備えた、過不足の無い適切な生命保険などを選ぶことができ、不安を軽減するとともに家計の節約を図ることもできます。
このように、ライフプランの目的と効用は、皆様の「人生設計」の実現を考えた際の不安や悩みを軽減することです。また、ここまでがライフプラン作成をお勧めするセオリーです。近年では、人それぞれの夢や目的に合わせ、ライフプランも多様化してきています。お金の専門家であるFPに相談して、この機会にあなたのライフプランを作ってみませんか?
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