沖縄・奄美地方から東海地方までが記録的な速さで梅雨入りした後、関東甲信以北はなかなか梅雨入りしない状態が続いていましたが、6/14に関東甲信地方の梅雨入りが発表されました。いよいよ梅雨本番です。
梅雨の時期から10月頃にかけて増えるのが、大雨などの気象現象による災害です。近年、大雨・洪水の災害が増えたり、被害が大きくなったりしている印象がありますよね。
気象庁では、顕著な災害が発生した場合の自然現象について名称を定めることとしているそうですが、1954年以降名称がつけられた災害は32個。そのうち約半分の15個が2000年以降に起きたものです。
令和になってから起きた災害だと、令和元年房総半島台風(2019年台風15号)、令和元年東日本台風(2019年台風19号)、令和2年7月豪雨があります。
令和元年東日本台風では、長野県内でも死者22人(うち災害関連死17人)、住宅の全壊920件、半壊2,495件、一部破損3,567件など被害が発生しました。
令和元年台風第19号などを教訓とし、激甚化・頻発化する豪雨災害に対し、避難対策の強化が検討され、災害対策基本法が令和3年に改正され、5/20に施行されました。
【出典:内閣府HP】
災害はいつ起こるかわかりません。家族が別々の場所にいる時に起こる可能性もあります。日頃から準備しておくもの、避難場所や連絡方法など、今一度確認して、いざという時に備えておきたいですね。
新型コロナウイルス感染症が収束しない中でも、災害時に危険な場所にいる人は避難することが原則となるそうです。マスク、消毒液、体温計なども持ち出せるようにしておきましょう。