メンタルヘルス ~考え方のクセを見直す~
日々生活をしていると思い通りにならないことに数多く出合います。そういった時にどう捉えるかでメンタルヘルスに大きく影響が出てきます。ストレスを感じやすい人は自分に対して否定的に捉えたり、心の疲れを増長するような思考のクセがあるようです。
1.心配性で思い込みが強い
心配性で不安を感じやすい。悪い妄想も膨らみ、自分の中に辛さを溜め込んでしまう。
症状:やる気が出ない、食欲が落ちる
2.自分の思い通りにならない人や事にイライラする
物事を自分の理想に当てはめようとするが、うまくいかないとイライラする。「絶対にこうあるべき」「これは許せない」と考える。許容範囲が狭い。
症状:手の痺れ
3.小さいことで緊張する生真面目さ
「きちんとしなくては」という思いから常に緊張して自分を追い込んでしまう。
症状:過呼吸、喉が詰まったように感じる、胸がざわつく
4.ネガティブな言葉が口癖
「でも」「どうせ」等自信のなさからくるような言葉を使う。実は欲求が強く、かたくなな性格。
症状:息苦しさ
【ストレスを軽減するためのセルフケア】
・すべてをポジティブに考える
できない自分を責めるのではなく、出来た事を認め前向きに考える。
・事実と自分を混同しない
失敗は出来事であり、自分自身の本質に関わるものではない。良い経験が出来たと発想する。
・他人の評価を気にし過ぎない
・過剰な自己卑下をしない
最近「自己肯定感」という言葉をよく聞きます。他人からの評価や誰かと比べてではなく、ありのままの自分を「大切な存在」と思える心の状態をいうそうです。メンタルを健やかに保つためには大変重要なことと思います。否定的な考え方を少しずつでも除いて頑なな心をほぐしていけるといいですね。