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いちから教えて実華子ちゃん「メタボリックシンドローム(メタボ)に関して」

今回はメタボに関するお話をしたいと思います。

そもそもメタボとは、運動不足や肥満が原因となる生活習慣の前段階のことを示します。

昨今では、生活環境の変化や食生活の変化や運動不足などが要因で肥満と診断される人が増えていると言います。
コロナの影響により在宅勤務になったり、外出しにくい環境も影響があり、「コロナ太り」という言葉も出てきたり、気になっている方も多いのではないでしょうか。

メタボの判断は、腹囲とBMIの値で判断されます。

保健指導が入る値としては、
【腹囲】…男性の場合、85㎝以上 / 女性の場合、90㎝以上
【BMI】…25以上 (体重㎏÷身長m÷身長mで計算されます。)
とされています。

腹囲が判定基準になっている理由は、
①内臓の周りに脂肪がたまる「内臓脂肪型
②お尻や太ももなどの皮下組織に脂肪がたまる「皮下脂肪型」があります。

その中でメタボに関係するのは、①「内臓脂肪型」肥満か否かを測るために基準にされているようです。
尚、BMIは男女ともに25以上が肥満。18.5未満が低体重(やせ)とされています。

では、なぜ肥満を含め、メタボが問題視されているのか??
それは、放っておくと肥満症・脂質異常症・高血圧症・糖尿病などの「生活習慣病」を発症し、心筋梗塞や脳梗塞、糖尿病の合併症による腎臓病や失明等につながる恐れがある為と言われています。

上記でも書きましたが、メタボは内臓の周りに脂肪がためっている状態の為、肥満の中でも特に内臓脂肪型肥満は改善する必要性が高いと言えます。
仮に同じ体重だとしても、内臓脂肪型肥満の人は注意が必要となってきます。

 

改善方法は、「食事」「運動」があげられます。
私もですが、分かっていても、なかなか難しい部分ですので、少しの意識で取り組みやすそうなものを抜粋します。

食事

①カロリー計算をし、食べ過ぎた際には翌日の摂取カロリーを減らす。
…最近では簡単に計算できるようなアプリもありますので活用しましょう!

②お酒もカロリーオーバーの原因になりますので、カロリーを意識する。
…糖分が多い甘いドリンクも注意!

 

運動

①今よりも歩く時間を無理のない範囲で毎日10分増やすように意識する。
…買い物中につま先たちで歩く等の意識だけでも効果があるかと思います。

②徒歩15分程度の距離は車を使わず歩く
…長野県は特に車を利用する人が多いので、意識しましょう。(私も頑張ります笑)

③ラジオ体操をする
…ダイエット効果、血流をよくする効果があると言われています。

最近では、コロナばかりに目が行きがちですが、それ以外の病気の予防も大切です。
上記にあげたことは、ちょっとの意識で変わってくる部分ではありますので、
少しでも意識することで、コロナ以外も予防できると良いですよね。

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