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【メンタルについての話】~スポーツとメンタル~

 丁度今、北京オリンピックが開催されていますね。見ていて思うのですが、メダルを獲得する選手は本当に強い。技術だけでなく精神面でのコントロールがとても上手なのだと思います。日本の10代20代の選手で特に表れています。もちろん長い年月練習を積み重ね、多くの失敗や成功、勝敗を経験してきてたどり着いた事でしょう。
また、最近はメンタルコーチがチームに常駐し、メンタルコーチを行う事も常識のようです。プロの目線で指導を行う事により、自分ひとりで考えるより新たな気づきが生まれるようです。

 一昔前までの日本のスポーツといえば、厳しい練習に追い込まれ、試合では失敗は赦されない、負けて怒られないようにしなくてはならない、という事が多かったように思います。その為、期待されていた選手ほど大事な場面で思ったような結果が出せないという事がありました。
 かつてそういった指導を受けた選手が、現在メンタルコーチングを体験したところ大変感動したそうです。現役時代は自信がなく常にネガティブ、指示待ちの選手だった。現役時代に受けていれば自分から考えてプレーしたり、目標を持ち進める事ができた、きっと楽しいと思えたはずと考えたそうです。

 スポーツメンタルは一般の仕事や生活にも生かせる内容かと思います。努力をしているのになかなか思ったようにいかない場合、自分では気づきにくい思考パターン(例えば自分にも他人に対しても良くないところを探す癖がある等)、が見えてくるかもしれません。
コーチを依頼するのは難しくても、そういった書籍を読んでみるだけでもいいですね。案外ネガティブな内容だけでなく、無意識で行っていた自分の良いメンタルも見つかるかもしれませんね。 

次回は「子どものうつ」について、みていきます。

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