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保険は損だから解約して投資に??「いちから教えて実華子ちゃん」

最近、NISAやIdecoもそうですが、投資や資産運用という言葉を今までより多く聞く機会が増えていますよね。

SNSでは保険を解約して運用に回した方が良いなんて言葉も聞いたりします。

 

色んな意見がある中で、私も保険を解約した方がいいのかな?なんて思う方も多いかと思います。

 

保険は保障があるものなので、医療保険や死亡保険等は、怖いから残しておこう!という方は多いかと思いますが、学資保険やドル建て終身保険に加入している人は特に悩むのではないでしょうか。

 

学資保険等は、「元本割れする」「増えない」ということをよく聞くかと思いますが、教育費に関しては全てを投資で用意するのは危険です。

必要なタイミングで株が値下がりしていたらどうするのでしょうか。

 

現在加入している学資保険等あれば、円の元本保証の資産として活かしておけるので、

そういった目線で一度考えてみてはいかがでしょうか。

 

また学資保険の代わりに外貨建ての終身保険に加入している方もいるかと思います。

保障がついている分、「運用効率が悪い」なんてことも時々耳にしますが、外貨建ての終身保険に加入している方は株ではなく、外国債券で運用しているので、通貨分散として使えます。外国債券を既に保有しているということになるので、運用をする際に外国債券の割合を減らすなんていう活かし方が出来ます。

 

SNS等では、簡単に「解約して、その分投資に回した方が良い」なんてことを言いますが、あくまでも現在加入している保険と同じ期間継続して投資を続けて、運用成果が出せていたら…というタラレバの話です。

 

保険は低解約返戻金期間など、払込期間より前に解約すると損する場合が多いので、

すぐに解約して損をするのではなく、予定通り残しつつ、他で運用を行うという方法を検討されるのが良いと思います。

 

不安になってしまう方が本当に不安に思われているのは、保険が損だから…ということではなく、予定していた資金が保険で足りるのかどうか。ではないでしょうか。

 

今の保険を解約して投資に回したからと言って、すぐに貯蓄額が増えることはないです。

結局、問題解決にはならず運用の成果に一喜一憂することになってしまいます。

 

それであれば、今のご自身の保険でいくらくらいは準備できていて、足りない部分は他で補っていく等、方法を考えた方が不安は軽減するかと思います。

 

いくら必要で、いくら足りないのかが分からない!なんていう方は、ライフプランを作成することでお金を見える化できますので、一度ご相談いただければと思います。

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