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【教えて今井さん!】投資の分散

分散投資をよく表している例えがあります。それは「タマゴを1つのカゴに盛るな」というものです。

タマゴを複数のカゴに分けておけば、1つのカゴがクラッシュしても他のカゴは大丈夫です。分散には3つの型があります。

資産の分散(外国株式、国内株式、外国債券、国内債券など)異なる資産
地域の分散(アメリカ、日本、中国、ヨーロッパ、新興国)
時間の分散(一気に買うのでは時間をかけて)
3つをまとまると特性が異なる複数の資産を組み合わせて、異なる地域に分散して、投資時期を集中させずに資産の購入。

昨年の今頃ビットコインが40万円→650万、日経平均が17000円→3万円超えたこと、NYの株価が史上最高値を超えたこと、来年の株価や為替を知っている人は誰もいません。
日本は人口減少が始まっていますが、世界中の人口は毎年増加しています。人口増加=経済の成長=株価上昇、どの国が覇権を握るかわからないけど、世界の経済成長は必然です。
プロのファンドマネージャーは短期で四半期の成績に追われますが、私たち老後に向けて資産形成を目指す人の最大の違いは時間を長く使えることです。コツコツ毎月積み立てができる。
「投機」(短期売買)で儲け続けるのは、投資の専門家とされるトレーダーやディーラーでも難しいです。一般的には、「卵を一つの籠に盛らず、複数の籠に分けて着実に資産を成長させていく」ことを分散投資が最大の力です。

次回は長期のお話です。

IMAI

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