最高気温が30℃前後の日が増え、日差しが強くなってきました。
紫外線量は、その年の天候に影響されますが、春~夏にかけて増え、7~8月の夏の季節に最も多くなります。また、紫外線の多い時間帯は10時~14時の間で、一日の約60%の紫外線量を占めているそうです。
紫外線は私たちの目には見えません。暑さを感じるのは赤外線によるもので、日焼けは紫外線によるものなので、春先の気温がそれほど高くない時期や、曇りの日なども注意が必要です。
参考:環境省 紫外線環境保健マニュアル2015
紫外線対策としては、
①紫外線の多い時間帯を避ける。
②日陰を利用する。
③日傘を使う、帽子をかぶる。
④衣服で覆う。
⑤サングラスをかける。
⑥日焼け止めを上手に使う。
などが有効とされています。
紫外線の浴びすぎは、日焼け、しわ、シミ等の原因となるだけでなく、長年紫外線を浴び続けていると、良性、悪性の腫瘍や白内障等を引き起こすことがあります。
一方で、紫外線は悪い影響ばかりではなく、カルシウム代謝に重要な役割を果たすビタミンDを皮膚で合成する手助けもします。最適な紫外線量には個人差があるので、紫外線の浴びすぎに注意しながら上手に紫外線とつきあっていくことが大切です。
松本地域は、標高が高く、日照時間の長い為、紫外線量が全国トップレベルで多いと言われています。これからの時期、紫外線が強くなるので、日々の対策を心がけ、自らの健康を守りましょう。