大学に向けて預金や学資保険ではなく、NISAや投資で効率よく運用していきましょう!というお話、時より耳にします。
教育費はいつまでにというゴールが明確に見える部分なので、あとは方法だけ。
やっぱり投資で運用していくのが1番かな?と考えられる方もいらっしゃるのではないでようか。
勿論、方法の1つとして運用を考えるのは間違っていません。
誰でも効率よくお金を増やしたいと思いますよね。
ですが、既にゴールが決まっているものに全額運用で準備するというのはリスクが高いです。もし、必要なタイミングで損失が出てしまった場合、大変です。
そもそも、投資に向いているのは10年以上使わないお金です。
お金をきちんと色分けできていますか?
お金の色分けと言うのは、お金を目的別に分け、それぞれに合ったため方をすることです。
- 1年~3年程度の「つかうお金」… 生活費や交際費 → 普通預金や貯金
- 3年~10年程度の「まもるお金」… 教育費や住宅費 → 定期預金や外貨建商品
- 10年以上の「ふやすお金」 … 老後資産等 → 株式や投資信託・変額保険
上記に記載の通り、教育費は②の「まもるお金」に該当してきます。
きちんとこういった色分けが出来ていない中で、教育費を安易に投資で準備するのはお勧めできません。
低金利の時代なので、投資をすること自体はとても大切です。
でも、1番避けたいのは必要なタイミングでマイナスになってしまうことです。
特にゴールが明確になっている教育費に関しては、きちんとお金の色分けをした上で、
計画的に準備しましょう。
色分けが出来れば、お子様の年齢に合わせて色分け比率を変える!ということも可能なので、まずは1度お金の色分けという観点で家計を見直してみましょう。
また、以前もブログにかきましたが、すでに教育費の為に取り組んでいるものがあれば、それを活かしつつ、不足部分を何で補っていけばいいのか。というのも、明確化すると思います。
教育費等の必要なタイミングが明確に決まっている費用に関しては、単に投資!と考えず、
計画的に準備しましょう。