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熱中症

本格的に暑くなるのはこれからですが、今年4/26~6/27までに、全国で5,924人もの方が熱中症で救急搬送されたそうです。熱中症の発生件数は6月~9月に多く、ピークは8月です。

人間の身体は、平常時は体温が上がっても汗や皮膚温度が上昇することで体温が外へ逃げる仕組みとなっており、体温調節が自然と行われますが、体温の上昇と調整機能のバランスが崩れると、どんどん身体に熱が溜まってしまいます。このような状態が熱中症です。

近年、熱中症による死亡者数・緊急搬送者数は著しく増加しています。熱中症の原因は気温の高さだけではありません。湿度や地面などからの照り返しなど(=輻射熱)も関係しています。それらの要因を考慮した「暑さ指数(WBGT)」を指標に、危険な暑さが予想される場合に「熱中症警戒アラート」を全国で発表する取り組みが、令和3年4月下旬から始まりました。

「熱中症警戒アラート」は、熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に、危険な暑さへの注意を呼びかけ、 熱中症予防行動をとることを促すために発表されます。

熱中症警戒アラート発表時は、
・不要不急の外出は避ける
・エアコン等が設置されていない屋外での運動や活動を中止・延期
・熱中症になりやすい高齢者、子ども、障害者の方々に積極的に声をかけ暑さを避ける
・のどが渇く前にこまめに水分補給する

以上のような熱中症予防行動をとりましょう。

『Yahoo!防災』、『News Digest』、『NHKニュース防災』など、防災アプリがたくさんありますので、お好みのアプリをスマートフォンやタブレットにインストールしておくと良いかもしれません。

環境省 熱中症予防情報サイト:https://www.wbgt.env.go.jp/
熱中症アラート:https://www.wbgt.env.go.jp/alert.php#alert_map

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